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フェンシングは中世ヨーロッパの騎士の剣術に由来するフランス発祥の騎士道精神にあふれるスポーツ。
3つの種目がある。攻撃有効面、有効技、攻撃権の有無がそれぞれ違う。
有効面 :有効面を攻撃しなければ得点として認められない
有効技 :得点を認められる攻撃技。突きもしくは切り。
攻撃権(priority):対戦両者のランプが点灯した場合、この攻撃権を持っている選手に得点が与えられる。
相手の剣を叩く、相手の攻撃を回避することによって攻撃権を奪うことが出来る。
フルーレ
有効面:胴体
有効技:突きのみ(500g以上)
攻撃権:あり
日本で最も人口が多い種目。日本人初のフェンシングオリンピックメダリスト太田雄貴選手はこの種目が専門。
有効面が狭いため精密性が要求される。しなやかに曲がる剣を使って攻撃権を奪い合う。
サーブル
有効面:上半身
有効技:突き・切り
攻撃権:あり
突き、切りなんでもありな種目。
実質触れれば得点というルール故に攻撃権を持っている側が圧倒的に有利。
開始の合図(プレ・アレ)と同時に最初の攻撃権を奪い合う。最もスピーディーかつダイナミックな種目。
エペ
有効面:全身
有効技:突きのみ(750g以上)
攻撃権:なし
攻撃権がなく、先に付いた方が勝ちというシンプルなルール。ヨーロッパを中心に世界で最も人口が多い種目。パリオリンピック金メダリスト加納虹輝選手の専門種目。高身長有利と長年言われていた種目だが、低身長でも勝てると証明してみせた。